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自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

金持ちになるには「油田しかないな」って思ったので調べた

お得かもしれない情報 真面目に書いた 脱力系

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Photo by Cаvin 〄

「金持ちになりたい!金持ちになりたい!金持ちになりたーーい。」

これは祖父の辞世の句なのですが、この言葉が象徴するように我が家にはお金があまりありません。

やっぱお金って大事じゃないですか。「お金で買えないものはない」とか言っちゃうと悪者のセリフっぽいですが、どう考えてもお金って重要なファクターなんですよ。ただね、私自他共に認める面倒くさがりでして、いきなり最終局面を迎えたいタイプなんですわ。

そんな感じなので本日は、油田を掘り当てるための方法を調べました。

油田の場所

まずはどこの油田を狙っていくか?「場所」は商いを左右する重要なポイントです。油田は世界で40,000カ所あると言われており、そのほとんどが中東だとされます。

ソースが10年前のもので恐縮なのですが、農林中金総合研究所の以下論考によると

『石油埋蔵量の分布変化と石油戦略』著:渡部喜智

石油埋蔵量の分布の 6 割以上を中東が占めている。そのシェアは 90 年代前半をピークに低下傾向にあるが,今もなお 6 割台をキープ

とのこと。実際現在も

  • ガワール油田

世界最大の油田。推定可採埋蔵量(石油や天然ガスなどのうち、"現在の市価で”既生産分を引いた量 )が800億バレル超(日量平均500万/日)という、よく分からない数字を叩き出している。

  • ブルガン油田

ガワール油田に追随するクウェートに位置する油田。推定可採埋蔵量は約600億バレル(日量平均350万/日)と超巨大

など、世界最大級の油田をいくつも抱えています。生産国として次点に挙がるロシア・アメリカの"一国全体で生産する合算日量"が平均500万バレルなので、どれだけ大きいものなのかが分かると思います。

ちなみに現在1バレル当り50ドルくらいなので、「ガワール油田」の日量平均で計算すると約2.5億ドル(2,500億円250億円)が生み出されている計算。
よく分からないけど夢が広がることは確かです。取り敢えず「ガワール油田」をターゲットとしてみましょう。2バレルくらい分けてくれないかな?月1でいいから。

油田の採掘方法

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Photo by Scintt

さて場所も決まったところで、いよいよ採掘をしたいわけですね。実際どれくらいお金がかかるんでしょう?それを調べるために、まず採掘方法を洗いだしてみます。

油田の採掘には、油井(ゆせい:原油を採掘するための井戸)という謎の井戸が必要となるそう。この油井を作るには以下工程をこなさなければなりません。いよいよ面倒くさくなってきましたよ。

油田へのアプローチ

(1)探索

最新科学によるデータ分析と人工衛星による地質写真など様々な手法で「油田」の可能性が高いと思われるサイト(場所)を特定。最新科学とか高そうだわ。

(2)試掘

油田の可能性が高いサイトが出現したら、そこを試しに掘ってみる。これにより運良く油田を発見できれば、次の「採掘フェーズ」に移行。見つからない場合は、再度探索へ。人件費は垂れ流しかな?

(3)採掘

油田を発見したら、いざ採掘へ。通常は「試掘井」以外にも「生産井」と呼ばれるものを作るそう。生産井の建設と採掘を平行で進めるのが一般的であり、常識とのこと。二重コストぉお!!!

(4)汲み出し

採掘を行ったからって、すぐに原油が手に入るわけではありません。汲み出し作業が必要になります。大きく分けて3つの汲み出しを行うそう。

  • 一次回収

圧力が低い油層からポンプで汲み上げる手法。一次回収で汲み出せる原油は約15〜20%程度

  • 二次回収

水や天然ガスを油層に注入することで原油を分離し、残った原油を回収する手法。「水攻性」「ガス圧入法」が一般的。これにより原油総量の60%を回収できる

  • 三次回収

二次回収でも残った頑固な原油を無理やり引き剥がす手法。主に蒸気圧や洗剤(界面活性剤)を用いる。頑固な汚れだけでなく、原油すら引き剥がすとは洗剤さんすげぇ。

油田採掘の費用

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Photo by kanegen

上記を元にざっくりと概算費用を試算してみました。ひとつずつ噛み砕いて書いていこうと思ったのですが、項目多すぎて面倒くさいのでザザザーっと書きます。こんな記事、書こうと思わなきゃよかった。

採掘条件:水深100m、採掘深度 約3,000m(ガワール油田を想定)、作業期間は180日

・採掘作業費 5億円
・調査/サポート(洋上のサプライボート含む)4.8億円
・ヘリコプター 1.2億円
・ケーシング(採掘抗の崩壊を防ぐ技術)1億円
・各種保険 5,000万円
・物資運送費用 3,000万円
・石油リグ(採掘のために必要な労働者や機械類を収容する場所)4,000万円
・その他人件費など諸経費 5億円程度

概算費用計 18億2000万円

クッソたけーーーー!この費用は場所や天候、シチュエーションによって変化すると思うので参考程度に見てほしいのですが、大切なことなのでもう一度言っておきます。クッソ高!!なにせ、牛丼約600万杯分ですからね。仮に1日3杯食べたとしても、まさかの5555年分。牛絶滅すんだろ。

国内の石油サポート

もしあなたが、油田をちゃんと掘り当てることができれば上記のコストを数年で回収できるかもしれません。ただ、二束三文しか金を持っていない私のような羽虫には全く届かない金額なのは間違いないです。それでも諦められなかったので、色々調べていたら以下のようなサイトも見つけました。

海外油田購入サポート
石油ビジネス情報 | エナジージャパン

利回り 24〜40%・・・。かなりの高配当ですね。ただ投資額(2000万円から)を現金一括払いする必要があるっぽいので、それくらいのバックは当然なのかな?生涯年収くらいか。

米国油田開発事業イーブック ~あなたも石油王に!
石油投資|米国油田開発事業イーブック ~あなたも石油王に!~

これはあれだ。ネオヒルズ族のやつだ!

このようにいくつか情報が見つかったものの信頼に足るかは現在のところ微妙です。もし油田投資をしてみたいという方は慎重に検討してみてください。

結論:油田は無理

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Photo by Maschinenraum

今回色々調べてみましたが、この年からアラブの石油王を目指すのは無理ということがわかりました。

私が一番なりたい職業はパイロットでも電通マンでも政治家でもなく、アラブの石油王だったんですけどね。マジいいじゃないすか、ウハウハっすよ。アラブの石油王。

ただやっぱり原油の枯渇は危惧されるところですし、ハンパじゃないレッドオーシャン感を感じましたので、今回は諦めることにします。

もし本記事をご覧いただいた読者の皆さんに、アラブの石油王ないし石油王子的な人がいて古くなったテレビをあげるようなノリで油田くれるなら、是非ください。めっちゃ喜んで原油とか舐めまくりますよ。


参考:
掘削技術に関する研究開発の現状と展望
https://www.jstage.jst.go.jp/article/japt1933/55/2/55_2_153/_pdf

掘削コストとパフォーマンス評価 - 東京大学
http://www.kelly.t.u-tokyo.ac.jp/~naganawa/jiho0711s.pdf

石油クラブQ&A
https://www.japt.org/abc/sekiyu_club/sekiyu_QA/faq.html

追記:
一部の誤字・脱字を修正(10月29日12:19)