独断と偏見で選ぶ!稼ぎ過ぎだろって思うマンガ家
私ここだけの話、昔からお金が大好きでして、幼い頃から
「マンガで一山当ててドラマ化・ゲーム化・映画化などメディアミックス的な展開をしつつ、著作権という名のエクスカリバーを振りかざしてチャリンチャリンしたいな。」
などと思っているのですが、今の自分を振り返ってみると、はてさてどうでしょうか。
毎日身を粉にして働き、まるで泳ぐのをやめたら死んでしまうマグロのごとく働き続けるたびに「何故こうなってしまったのか。」という想いは正直拭いきれません。
そんな感じなので本日は、私が独断と偏見で稼ぎ過ぎだろって漫画家さんをピックアップし「羨ましい!!!」的ことをひたすらに書いてみます。
もしかしたらこれを書いたことで「よく宣伝してくれた。君に権利を全て譲渡しよう」って言ってくれる人がいるかもしれないじゃないですか。
独断と偏見で選ぶ!稼ぎ過ぎだろって思うマンガ家
青山剛昌
代表作:名探偵コナン
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言わずと知れた少年サンデーのNO.1作家にして、日本でも指折りのマンガ家。
ストーリーものっぽい雰囲気があることは認知していたが、20年経過して未だに終わりを見せないところにコンテンツメーカーとしての凄味を感じる。長期のアニメ化、年1回映画化、さらにはゲーム化や(良いか悪いかは別にして)実写映画などメディアをミックスし過ぎだろ感が秀逸。お願いだから、8万円くらい貸して欲しい。
秋本治
代表作:こちら葛飾区亀有公園前派出所
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日本を代表する長期連載のマンガ家。1976年に連載開始した「こち亀」は200巻近い超長期作品として歴史的な快挙を今も続けている。またアニメ化ドラマ化映画化も果たしており、正に理想的なスタイル。
今更書くことでもないが、ダイナミック守銭奴警察官・両津勘吉というフォーマットはある種偉大な発明であり、両津というキャラを生み出したことでこの長期連載の未来が見えたのだろうな。と思う次第である。
あだち充
後述する高橋留美子先生とともに週刊少年サンデーにおける不動の人気作家として君臨しつづける重鎮。代表作:タッチ、H2
ラブコメディ×スポーツを起点にした青春モノを得意としており、タッチは原作だけでなくアニメで多くの視聴者に影響を与えた。漫画家初期のころは劇画っぽい画風で鳴かず飛ばずだったが、様々な媒体(幼年誌や少女誌など)で執筆し続けて現在の柔らかい作風に変化していった。2008年には単行本発行部数が2億冊を超えている。推定印税数十億円以上
荒木飛呂彦
私は残念ながら絵が合わず未読なのだが、周りのマンガ好きに話を聞くと必ず出るのが荒木先生。マンガ好きを公言するLIG社員にもファンが多いし、もっというと同業のマンガ家にもファンが多い、いわゆる「玄人が好むマンガ」を主軸なようだ。代表作:ジョジョの奇妙な冒険
同作品は1987年に連載開始後、現在はウルトラジャンプで8部を連載中。前述のコナンやこれから出てくる「レジェンド」に比べると稼ぎというポイントでは劣るかもしれないが、少なくとも私が500人いても太刀打ちできないことは知っている。
井上雄彦
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極度のスラムダンクフェチであるところの私から言わせると井上先生の作品は「スラムダンク」に始まり、「スラムダンク」に終わるものだと思っていたのだが、やはり直近の作品、バカボンドの印象も強いか。
「スラムダンク」はスポーツ漫画の金字塔として、間違いなく歴史を作ったものだと思もうしめちゃんこ稼いでいることは間違いが、最近は漫画家・作家というよりアーティストっぽい感じになっている気がする。
諫山創
代表作:進撃の巨人
[asin:4063952533:detail]
異彩を放つ巨人漫画を引っさげて、華麗に現れた漫画界の新星。
巨人が人間を蹂躙するかのように、漫画界に戦慄を走らせたんじゃないかな。同作品は、今現在も快進撃を続けており、アニメ化やらゲーム化やらでファンを首ったけにしている。ストレートにすっごい稼いでいるんじゃないかな。
岩谷テンホー
岩谷先生は私がいうのもなんだが、その他のレジェンド的な作家さんとは一線を画すマンガ家である。中年向けのお色気がメインであり、東スポなどのスポーツ新聞を主な戦場としている。
正直書くか迷ったが、多くの成年層を掴んでいることや、基本オチに困ったら「モッコリさせる」「団地妻に怪しい野菜を買わせる」ことで、強引に収束させる天才的な発想には感動を禁じ得ない。ちなみに儲けているかどうかは知らない。
植田まさし
昨今流行のほのぼの系四コマ漫画の走り的作品、コボちゃんを代表作に持つ植田先生は読売新聞で12000話近く連載し続けているマンガ界の鉄腕。代表作:コボちゃん
この他にもかりあげくん、おとぼけ課長などの作品も連載しているが徹頭徹尾ゆるふわでシュールな作風を貫いている。一般常識的なあるあるネタが中心だが、時折不穏な終わり方をして物議を醸すこともある。とりあえず、長期連載している人は儲かると思うけど、私は体力的に無理。
楳図かずお
ホラー漫画の第一人者として、世間一般の認知度も高い楳図先生は、同業者・クリエイター、芸能人にも深い信奉者がおり、その絡みもあってかテレビなどにも頻繁に出演している。
タッチは劇画調で基本的に怖い。ファンからは神と称されることもあり、きっとすごい稼いでいるんだろうね。
浦沢直樹
元々マンガ好きには人気もあり、マンガ家としての活動遍歴を凄まじいが20世紀少年の映画化により一般層に浸透したイメージ。個人的にはMONSTERが好き。
風呂敷を拡げるだけ拡げて、最後は風呂敷をほぼ無視して完結させる手法が多いものの、一般人ではそこまで面白く風呂敷を拡げる力はないので、きっと才能なんだと思う。稼いでる。
大友克洋
代表作:AKIRA
[asin:B00F96KIRA:detail]
1980年代のマンガシーンに大きな影響を与えた漫画家。その作品の人気は言わずともがな、自ら制作したアニメ映画「AKIRA」
ざ日本国外でも高い評価得るなど、才能は多岐に渡る。日本のアニメムーブメントの先駆けとなった偉大な人物だ。最近は映画監督を中心に活動しており、稼げているかは不明だがきっとすごいことになっているはず。
尾田栄一郎
代表作:ONE PIECE
[asin:4088802195:detail]
ONE PIECEは全世界での累計発行部数4億部と桁違いの実績となっており、間違いなく歴史に残る漫画家の一人。自身が神と称する鳥山明に、(漫画家としては)勝るとも劣らない影響力を持ちつつあり、多分すごい儲かっている。
雁屋哲/花咲アキラ
代表作:美味しんぼ
[asin:4091853889:detail]
こち亀やゴルゴ13に比べれば、巻数は劣るものの100巻以上を敢行している怪物作品美味しんぼ。問題となる記述がされることもあり、物議をかもすことも多いが数々の流行語を作り出すなど文化的な影響力は強い。
さいとうたかを
代表作:ゴルゴ13
[asin:B00E0A25BI:detail]
国内でも随一の超長期連載作品。ゴルゴ13ことデューク本郷の活躍を描く劇画作品。40年以上という、驚異的な連載期間を誇る。もう財布がすっごいことになっている。
さくらももこ
代表作:ちびまる子ちゃん
[asin:4083140143:detail]
サザエさんとならぶ国民的アニメ作品「ちびまる子ちゃん」。原作は漫画であるものの、アニメの知名度が高すぎて逆転現象が起こっている。以下に記載する「もはや概念になっているレベルのマンガ家」には往々にしてある現象で、彼女もその一人なのだと思う。お金ください。
貞本義行
代表作:新世紀エヴァンゲリオン
[asin:4041203554:detail]
すげぇ人気あるし、ファンが勝手に色々考えてくれるし、新しい映画をやる度に大反響を巻き起こすからすごい
まとめ
いかがだったでしょうか。私は漫画にあまり詳しくないため、他にもまだまだ巨匠と呼ばれる漫画家さんはたくさんいるかと思います。とりあえずパッと思いついた人をひたすらに羅列していっただけですのでご了承ください。
というわけで、ここいる誰かの権利を譲渡してもらう妄想でもして、一般人たる私はこのまま床につくことにします。明日は雪にも関わらず、大海原に出るので。それでは。
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