自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

書くために食べ、書くために飲み、書くために生きる。

7月頭から独立して約1ヶ月。僕は今、ブログの更新を滞らせつつも四六時中「書く」生活に浸っている。

本当は別の収益源をもって独立する予定だったのだけど、ありがたいことに"常駐ライター"のお話をいただき紆余曲折を経て、「GREEニュース」さんでお世話になっているからだ。(正社員ではなく、フリーとして)

これはあくまで僕の私見なのだけど、ニュース記事ってとにかくシンプルなんだよね。誰が、どこで、何をして、どうなったのか。それを淡々と書く。

起こった事象に対して、端的に伝える技術の結晶。そこに冗長な言い回しなんていらない。リテラシーの差異を介在させてはならず、万人が読めることを前提に書けなければならない。

僕にはその力が圧倒的に不足していた。
別に言い回しが上手いなどとは口が裂けても言えないのだけど「言葉を積み重ねること」こそが最善だとずっと思っていたからだ。

だからそれとは真逆の、「言葉を削る作業」に徹するニュースは僕が最も必要とする場所だった。まぁ毎日自分の至らなさを痛感し、打ちのめされているんだけどね。

なんでそんなことを求めているのか。それはこのブログが想定する読者にある。

うちの主要読者さんはあくまではてな周辺にいる「情報を自分でキャッチしている」方々なんだけど、世の中を見渡してみると圧倒的に多いのは「情報を待っている人」あるいは「たまたま目の前にあった情報を読む人」な気がする。

限られたパイの中で、このブログが次のフェーズに至るため、そんな人たちに読んでもらえる文章とは一体どんなものなのか。最近それをずっと考えていて、行き着いたのが

とにかく平易な文章で書けなきゃいけないんじゃないか。

という結論だった。

だからこそ僕はニュースに飛び込みたかった。だってそうでしょう、誰が、どこで、何をして、どうなったかはいわば文章の土台なようなもの。そこを即座に書けるようになればより文章の味付けがしやすくなるのだから。(編集長の完全な受け売り)

そんなわけで僕は今、四六時中何かを書く生活に浸っている。
始めてまだ10日くらいなんだけど書くために情報を収集し、書くために食べ、書くために飲み、書くために眠る。その全てが書くことに収束していく感覚はしんどい反面とても新鮮で、とても面白いんだ。

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文章は筋トレと同じ

こんな言葉をどこかで聞いたことがある。書けば書くほど筋肉のように文章力がついていくのだという。ただ筋トレもそうだけど、漫然と鍛えていても意味がないんだよね。つけた文章力を自分の適正にどのように上乗せできるかを考えなければ。

僕の場合は、端的に情報をまとめつつそこにネタを仕込んでいくわけだ。もう想像するだけで茨の道感がすごいのだけど、ちょっとワクワクしているからきっと僕は変態なのだと思う。

そんな感じなので当面この変態ブログは更新が若干滞ると思いますが、よろしければまた見てやってください。変態からのお願いです。以上。