自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

ブロガーズフェスティバル2014に参加して思った、ブログ外で活動するために必要なこと。

先週末くらいの話題で恐縮なんですけど、ブロガーフェスなるものに参加してきました。

http://www.lastday.jp/2014/08/25/bloggers-fes-finished

僕はまだブログを始めて1年くらいの新参者なので、こういうイベントにほとんど参加したことがないし、そもそも存在すら知らなかったので「やっぱりブロガーっていっぱいいるんだな。」って改めて小学生並みの感想を抱けて新鮮だった。

僕がブロガーフェスに行った最大の理由は、仲良くさせていただいているファーレンハイトさん(id:fahrenheitize)を始め、はてなブロガー内でトップクラスの知名度を誇るサイボウズ式の面々、日野瑛太郎さん (id:dennou_kurage)、はせ おやさいさん (id:hase0831)が登壇するセッションがあったから。

はてなブログ×サイボウズ式】ブログの外に出る方法 〜書籍化、連載など企業に求められるブロガーになるには〜

と題した講演で、「はてなブログ」あるいははてなのサービスを起点にして外部メディアで連載などを持っている方々がどういう経緯でそこに至ったかという大変ホットな話題だ。

「ブログという個人のものからスケールして、企業から対価をもらい何かを書く。」これはブログ書きにとって、間違いなく一つの到達点だと個人的に思っている。規模の大小はあれど、その文章に金銭的価値があると判断されたのだから。

それを「連載」、または書籍として具体化させているサイボウズメンバーはジャンルの違いこそあれ、尊敬しロールモデルにすべき先輩方である。

そんな方々の講演を聞いていて思った、メンバーの成功要因は主に以下の通り

(1)ブログ戦略が明確

(2)読み手を想定している

(3)外に出て交流を持つ

1.ブログ戦略が明確

それこそ星の数ほどあるブログから目立つためにはどうすれば良いか。その戦略がお三方ともとにかく明確だった。

特に印象に残っているのが脱社畜ブログの日野さんが仰っていた「時流を掴む」という表現。「本屋で今どんなものが世の中で流行っているのか」を見て、脱社畜というキーワードに至ったらしい。

前にどこかで本屋にて平積みの本を見ると「世相が分かる」と聞いたことがある。日野さんはこれで、何を書けばウケるのかを検討しブログ戦略を立てていったという。

2.読み手を想像する

ファーレンハイトさんは自分がいる環境、つまり「はてな」というサービス周辺にいるユーザを想定して、そこをくすぐって爆発的な成果を出した。と仰っていた。

自分自身や自分が書けるものの特性を客観的に見て、自分が勝てる土俵を見出し、そこに攻め込んでいるのだ。

これは日野さんも同じことをされているけど、やっぱり読者がどんな人なのかを想定に想定を重ねて書くのはやっぱり超重要。
(※ちなみに当ブログは開設当初からずっと「CanCamを定期購読している女子大生」を想定読者として書いているのだけど、今のところ女子大生どころかそもそも女性にほぼ見られていないこと知って絶望している)

3.外に出て交流を持つ

はせさんは上記の戦略・戦術を活用しながらも、外での交流を経て書籍化や連載を勝ち取った。もちろんその他のお二人も様々な交流を経て今の自分につなげている。

この「交流」が"外"に出たあと最も重要だと僕は思っている。

どんなにブログ戦略を詰めても、今の企業-ライター間の関係を見るにスムーズに結びつかないことも多いから、ドライブをかけていくには「交流」が必須。

その点で、はせさんの動き方はとても参考になるので今後もひっそりとウォッチさせていただこうかなと思っている。

まとめ

ブログの外に出るなら戦略を戦術を意識しつつもいっぱい色んな人に会うのが良い。

どこかの記事で死ぬほど書いてそうな、月並みな結論だけど今回ブロガーフェスでお話を聞かせていただいて思ったのはこれ。

僕も規模はとても小さいけどライターの仕事をいただいて思うのは、ライター(ブロガー含む)の世界は果てしなく狭いということ。上で張っている人は、必ずと言って良いほどどこかでつながっていて、ビックリするほど「あの人とあの人って知り合いなんだ。」ってケースが多いんだ。

だからこそ、外に出て交流することはライター(ブロガー)としての動きを何倍も加速させるし、信頼やきっかけを掴めればきっともっと成長できるはず(逆に言えば、信頼を失ったときの影響範囲は莫大だから注意しなければいけない)

そんな感じでダラッダラと書いたけど、僕が思った感想は以上。
ただ個人的には、「CanCamを定期購読している女子大生」向けにブログを書きたいのでそういうのを書ける人とは超早急に交流したい。切実に。以上。