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自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

野球好きなNHKの集金人を撃退しようと立ち向かった。

ピンポーン!ピンポーン!

ある日曜日のこと、遠くで何かが鳴り響き私は目を覚ました。 何の音だろう。夢現でぼんやりしていた脳にその音は響き渡るが、一体何なのかまではすぐに認識できない。 「昨日は深夜まで仕事だったんだ。寝かせてくれよ。」そう嘯きながら布団を頭まで被り、もう一度夢の世界に還ることにする。 そう今日は日曜日。やっと訪れた安寧を誰にも邪魔されたくないのである。

しかしそんな私の想いとは裏腹に

ピンポーン!ピンポーンッ!!ピンポーンッッ!!!

さっきより明らかに苛立ったその音が、けたたましく部屋を跋扈した。私は驚きのあまり跳ねるようにしてベッドから飛び出る。 一瞬銃撃かと思ったからだ。でも違った。チャイム音だった。ベッド周辺に中腰で身構え、今一度状況を確認する。

ピンポーン!!!ピンポーン!!6回目…7回目。何故日曜の朝からこんなにチャイムが鳴っている?それにこの強打具合、どう考えても正気の沙汰じゃない。

今この家で何が起こっているのか、せっかくの日曜を邪魔する招かれざる来訪者が誰なのか。必死に考えを巡らせたが一向に回答が出てきそうになかった。私は恐る恐るドアフォン越しに返事をして様子を窺う。ドアフォンの調子がおかしいのかよく聞き取れないが

「~~~野球とか見るでしょ~~契約してください」

などと言っている。ここで私は起き抜けで寝ぼけながら一つの結論に達した。

あぁこれはNHKの集金人だなと。しかも野球、野球言ってるかなり野球好きな集金人だなと。 私は間髪入れず「TVないんで観ません」と答え、会話を終わらせようと促してみる。もう早々にお引取り願いたかったし、何より引越してきたばかりでTVなんて持ってないのだ。 ウソをついて払わないのは良くないが、ないものを払うのはおかしな話なのである。もう諦めて帰ってくれ。

しかし集金人は

 集「皆さんそう言うのですが、実際観てる方も多いんですよ。月額だって安いですし契約してください」 

そう捲し立て、頑として引くつもりはないようだ。突っぱねる人間に対抗するためか、顔も強面なので微かな恐怖を覚えた。 しかし私がTVを持っていないのは事実なので、引くわけにはいかない。

私「そうは言っても観ないものは観ないですし…」 

すると集金人は少し間を置き、観念したような素振りをしながら「分かりました」とつぶやくと、さもあなただけ特別ですよ。と言わんばかりの口調で言った。

集「じゃあ1ヶ月分無料にしますから。ね、それならどうです?」

 この人、なんとか口座をこじ開けようとしている!!

昔誰かから「集金人は強引な手法で口座開設を迫る」という話を聞いたことがあった。 これは恐らくその手法の一つなのだろうが私は騙されないぞ、集金人。ここで口座開設をしてしまったが最後、来月からガンガン徴収されるのは目に見えているのである。 ここもTVを観ないの一点張りで突っぱねるしかない。

だが彼も集金のプロ。すぐには引いてくれなかった。これ以上は危険だと踏んだのか「ケータイで見ている人もいますが…」などと話題を変え、攻め方を模索してるよう。 しかしその言葉を聞き、私は勝利を確信する。彼はケータイのワンセグを盾に契約を迫るつもりなのだ。 私のケータイはワンセグ対応ではないので、そこを詰めて押し切ることにしよう。

わずかに見えた決定機、これを逃す手はない。

 私「じゃあケータイ見せるのでちょっと待ってください!」 

そう伝え、何事か言っていたのを無視して足早に玄関へ向かう。相手は明らかに怖そうだがここで負けちゃいけない。観ているものを払わないのではない、完全にテレビを観ていないのだから。

私は勇気を振り絞り、ドアノブに手を掛ける。そして目一杯深呼吸して扉を思い切り開いた。さぁかかってこい!集金人。 そう意気込んだ私の目の前には想像もし得ない光景が広がっていた。そして全てを理解する。そこには

 野球チケットを持った新聞勧誘のおっさんが立っていたのだ。 

これでも公共放送かNHK!―君たちに受信料徴収の資格などない

これでも公共放送かNHK!―君たちに受信料徴収の資格などない

 

 

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