ブログに文字って必要?でも僕は文章が好きだし、ちくわも好き。
先日開催されたブロガーフェスティバルで有名ブロガーのnarumiさん
が以下記事のような講演をなさっており、大変勉強になった。
「本当に文字って必要ですか?」メディア出身の人気ブロガーが語る「今の時代に読ませる」ための全て #ブロフェス2014
特に学びとなったのが
「(自分のブログは)写真とVineしか使ってない。テキストない。写真写真Vine写真のほうがよっぽど伝わったりする。それがブログ。 読ませるな、見せろ と言いたい。なるべく見せてわからせたほうが。特にスマホだし」
「スクロールしたとき、文字だけの瞬間がないように、意識している。」
※引用は文字起こしされていたブログから
という部分。つまり、ブログで何か表現するとき「文字」って本当に必要なのか。写真や絵、動画でもっと感覚的、直感的に表現できるのではないか。という言説だ。
当ブログは無駄な文字を重ねに重ねつつも、全くこねくり回せていないタイプなのでこういう表現もあるのかと目から鱗だった。でも確かにこれだけスマホが普及している現状を考えると、あまりに超長文ではウッとなってしまうのも頷けるのだ。
コンテンツが圧縮され続けている昨今に於いて、文章はメインコンテンツでなくあくまで「付加価値」になりつつある。
ところで、はてな周辺にいるユーザはどちらかと言えば「テキストを愛する」ユーザが多い。私もそうだし、周囲のはてなブロガーさんもテキストに重きを置いている人がほとんどだ。
例えば、先日ブロガーフェスにも参加していたチェコ好きさん(id:aniram-czech)が以下のような記事を上げており
その中でこのようなことを言っていた。
「はてなブロガー」はとにかく「文章を書く」とか「伝える」ってことにプライドを持っている人が多い印象はあって
私も泡沫ブロガーながら「文章を書く」ってことにはすごくこだわっているので、そういう「テキスト至上主義文化」みたいなのがきっと肌に合うんだろうな
これは私も全面的に同意。あくまでテキストメインでやっていきたい。
しかしその一方で、世の中が求める「感覚的」「直感的」な表現を無視できないのも事実。せっかくなので色々とテストを行うつもりである。
例えば、記事内に全然関係ない画像を紛れ込ませることで「サブリミナル効果」的なものを狙っていったり
もしかしたらその何個かをアフィリエイト広告にすれば、サブリミナル効果で深層心理にその情報が刻み込まれリンクをクリックしてくれるかもしれない。
あるいは全く関係のない文脈同士が自然と紐付き、想像もし得ないイノベーションが誕生することもあるかも。
ブログはすべからく自由であるべきものだ。画一的では面白くない。
だからこそ私たちブログ書きは「表現手法」を常に模索し、記事という小さなスペースの中でできることを追求していくべきだと考える。narumiさんが講演でお話していた内容は、そんな新しい何かを気づかせてくれた。
私は今後もブログの見せ方にこだわっていく。大好きな文章をメインとしながらも、もっともっと感覚的で分かりやすい表現をしていきたい。心からそう思った。
ちなみにだが、今回の記事で試した表現手法に関しては完全に失敗である。