自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

走っていたんじゃない、逃げていただけだ。

人生初めてのインフルエンザにかかってしまい、今週1週間はお休みすることになった。熱は水曜くらいに下がってブログを書いたりしていたもののお医者さんも会社行っちゃダメーっていうし、上司やお客さんも「ホント頼むから、絶対に来ないで。」なんて懇願してくるもんだから仕方ない。

ただ体は本調子ではないのでありがたく療養することにした。溜めていた本を片付けたり、ブログを書いたりしてわけだ。

だがあくる日僕は気づいた。「全然落ち着かねーな」と。
あの案件どうなっているかな、とか。来週の進捗どうしようかな、とか。
同僚や上司の好意で今は仕事をせずに済んでいるものの、胸のざわつきが止まらない。まるで何かの禁断症状が如く、体も心もソワソワソワソワ。
寝転がっていても落ち着かないので、ちょっと家を歩きまわってしきりに時計をチラ見したり、業務用PCを眺めたりする。もうこれね、全然ダメ。土日は皆休んでいるから気兼ねなく休めるけど、周りが働いている中で休むのって落ち着かないのである。

僕はどちらかと言えば、仕事もせず海にでも浮かんでいたいと常日頃から思っているタイプだ。ゆくゆくは山賊にでもなりたいなと思っているので、仕事に命をかけているわけでもない。そんな僕が何故こんなにも落ち着かないのだろう。その理由は明白だった。僕の内に秘める「恐怖」がそうさせているのである。
社会に取り残されるのが怖い、会社で成績が下がるのが怖い、お客さんに不利益を被らせるのが怖い。だから平日皆が働いているときに休むのが怖い。
こういった「恐怖」が僕を仕事に駆り立てる。

そう考えてみると新卒で社会に出たときから、ずっとそんな感じだった気がする。常に焦燥感に駆られて走り続けてきた。周りから見れば気合が入っていて、やる気があって、仕事大好き人間のように見えていたと思う。
真夜中でも電話は常に繋がるし、デート中に業務用パソコンを開いてフラれたこともある。だがその実態はペラッペラだ。ペラッペラ。仕事が大好きだから突っ走っていたんじゃない。自分の内にある恐怖に絡めとられないように、ただ逃げていただけなのだ。

"走る"のと"逃げる"一見やっていることは一緒だ。同じ速度で同じ方向に進んでいるわけだから他人から見れば違いなんて些細なもの。
だが逃げる行為は「心のベクトル」が真逆を向き、体を後ろ後ろに引っ張るのである。そこから生まれた歪みは小さいけれど蓄積され、いつか体を犯すに違いない。

僕は今のままでいいのだろうか?時間があるからこそ考えられた。いや考えてしまった確かな疑問。体調がよろしくないからこんなことを考えるのかもしれないけれど、この気持ちに気づいたからには、もう今のまま漠然と仕事を続けるわけにはいかない。何かを変えなくてはいけないのだ。

パッと思いついた限り、以下の3つがあった。

(1)週明け、仕事をやめる
(2)今の会社で改善策を検討する
(3)思い切って山賊になる

個人的には今のところ圧倒的に(3)が有力なのだが、皆さんが仮に同じ立場だったらどうだろうか。皆で山賊やりませんかね。やりませんよね、あの人達何やっているか分かんないもんね。