自省log

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真実の口があったら大変な事になりそうなスポット

「真実の口」

ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会外壁にある変な顔だ。威厳のある顔つきだがこんな感じでずっと口を開いているので少しバカっぽい。

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だがそんな顔とは裏腹に「偽りの心がある者」の手を噛みちぎったり、手を抜けなくさせたり、吸い込んだりなど結構えげつない罰則を与えてくると有名である。

もしそんな口が我々のすぐ近くに存在していたらどうだろうか。この世は「ウソ」に塗れているのである。男は女を騙し、女は男を手玉に取る。会社は虚偽することを止めないし、マスコミは時に先導したいベクトルに向けウソの情報を流す。
そして誰もが"真実のみを口することのない"世の中になってしまった。この世は、嘘や虚構でできている。いやもしかしたら私達人間の存在そのものが虚構なのかもしれないが。

そんなわけで本日は、こんなところに真実の口をあったら大変な事になるだろうなというスポットを紹介する。

真実の口があったら大変な事になりそうなスポット

結婚式場

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結婚式は異性(時には同性)が永遠を誓う儀式だ。ここに真実の口を設置し、本当の愛を計ってみる。
私の友人に、結婚したけど実は彼女が三人くらいいて、てめぇご祝儀返せ。みたいな男がいた。ここまで極端な話は少ないと思うが皆大なり小なり同じようなウソを隠しているものだ。そんな時、真実の口があればどうか。ウソをついている新郎新婦を判別し"真実の愛"を確かめる事ができるのである。

アイドルのコンサート

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私達を癒やし、励まし、燃え立たせてくれるアイドルは虚構的な部分が見え隠れする偶像だ。それも踏まえて一つのエンターテイメントだと割り切れればいいが、昨今ではえげつない商法で我々弱者は吸い尽くされるのみなのである。そんなときコンサート会場に真実の口を設置すれば何かが見えるかもしれない。「私達は恋愛禁止です」さぁアイドルの化けの皮を剥がすのだ。

葬式会場

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あくまで個人の意見だが、私は葬式に対して良い印象を抱いていない。戒名をつけるのに莫大な金銭を要求され、定期的な"ありがたいお話"にお布施を払う。だが残された人間は死者のことを認識できないのである。本当にそのお布施は家族の、親愛なる者のためになっているのか。その戒名は何故金で買わなければならないのか。「そんなことを考えるなんてナンセンス」「慣例だから」そう言われてしまえばそこで終わりだが、法事に出る度「真実の口に坊さんを突っ込みたい」そんな衝動に駆られるのである。

首相官邸

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1988年に消費税法が成立して以来20余年。私達は消費税と共に生活をしてきた。私は物心ついた時から消費税があったので、ない時代を経験している方々の苦悩は分かるべくもないがその必要性は未だに疑問に思っている。
そして今年の4月1日。実に16年ぶりに消費税は8%へ増税された。こうして徴集されたお金は一体どこにいくのかだろうか。今まで払い続けたお金はどこいったのか。首相ならびに政治家、そして官僚達がどんな虚構を隠しているのか、真実の口を設置して問い質したいものだ。

佐村河内守周辺

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真実の口を設置したら、ゴーストライターというかゴーストバスターみたいな感じで吸い込まれちゃいそう。

まとめ 人間は誰しもウソをつく

人間はウソをつく生き物だ。その規模の違いこそあれ、今までただの一度もウソをついたことのない人間などいないだろう。それは人間に想像力があるからであり、人間は強くないからである。そんなところをまるっと含めて楽しむことが善く生きる為の処世術だと考える。だが人を傷つけたり、貶めるウソは人として行うべきではない。その線引こそが虚実入り交じるこの社会を真っ当に生き抜くボーダーラインなのだ。

ちなみにこのブログはネタのために盛っている事も多いので、真実の口を設置したら多分すぐ吸い込まれると思う。
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