能動的な一人正月を堪能する。
正月休みだし実家に帰って、家族で。みたいな話をよく聞くのだが私は実家に帰るのが結構面倒だったりするのでそのまま家で過ごしている事が多い。
今年は所用で実家に帰ってきているがそれさえなければ今年も変わる事なく、自宅で一人お正月を過ごしている事は想像に難くない。
結婚をしていれば話は別だが、独り身であれば自由にやっても良いじゃんという選択である。
しかしこの一人正月、実際にやってみたら意外と良いものなので私がここ数年やっている能動的な一人正月を堪能する方法を紹介したい。
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一人正月を堪能する。
一人初詣
初詣は大体どこも混んでいる。特に都内近郊の有名な神社は理解し難いほどの長蛇の列が出来ていて、なんで休みまでこんな列に並ばなければならないのかと疑問に思うもの。その点、一人初詣は小回りが利くので非常に効率的だ。
・混雑していたら他の神社に行く
・時間をズラす
などの意思決定も自分だけなので速い。親戚や友人、恋人などと行ってしまうと時間が潰しづらかったり「まぁせっかくここまで来たし」と意味不明なもったいない感で並ばざるを得ないのだ。一人初詣なら最悪「初詣をしない」という裏ワザも選択出来るのも利点だ。
一人おせち祭り
一人正月をする人は「俺(私)一人だから…」と遠慮し質素なものにしてしまいがち。だがそこは敢えて、本気を出すことで普段はない盛大さを感じる事が出来る。最近だとスーパーやコンビニでもお節料理がしっかり売られているし、どうせなら大手百貨店で予約してしまっても良い。時間があるのなら自分で作ってみるのも良いだろう。冬のボーナスを全てつぎ込むくらいの勢いで購入しよう。家族や親戚と食べると、タイミングがある程度決まってしまい制限されてしまうが一人おせち祭りではどのタイミングで食べてもOK。もう先走って、年末に食べちゃう事も可能なのである。
一人お年玉渡し
これは気持ちの問題であるが、今も昔もポチ袋に入ったお金を貰うのは気分が良いものだ。だから敢えて自分の財布に入っているお金をポチ袋に入れて保持しておくと良い。そして頃合いを見計らって
「明けましておめでとう、俺!!」
と自分にお年玉を渡すのだ。自分の懐事情は全くもって変わっていないが何か得した気分を味わえる。そのお年玉を持って、普段は買わない何かを新年セールで買ってみても良い。私はどちらかと言えば、お金を使うのを躊躇してしまうタイプだが「これはお年玉をもらったんだ」という気持ちで踏ん切りをつける。
ちなみにお年玉に関しては、昨日こんな記事を書いたのだが
我が家のお年玉メソッド - 自省log
私はこれに伴って毎年年齢×1000円を自分への投資として使うようにしている。
まとめ 能動的に正月を堪能し、1年を気持ちよくスタートする
一人正月のメリットは主に何の制限を受ける事なく、自分のタイミングで正月気分を味わえる事だ。
実際に一人正月をやってみると、不思議ともっと何かをしたくなるから面白いものである。実家に帰ると全てが揃っているから受動的でダラダラしてしまうのだと気づいた。
自分で用意すれば全てをやり遂げたくなるし、一度動き始めれば身体はどんどん動くもの。そして疲れたら適当に休めば良い。流れに身をまかせ、自分から動く。それが能動的なお正月の真髄だ。
正月をダラダラし続けてしまうと1年中ダラダラしてしまいがちである。今までの受動的でダラダラなお正月ではなく、一人で過ごす能動的なお正月で新年から楽しく過ごして欲しい。
人は人、うちはうち。人それぞれの考え方も、行動も能力も違うのだから必要なのは自分がどう考えるかだ。一見寂しいと思われがちな一人正月も捉え方を変えれば、誰よりも正月を楽しんでいるヤツになれるかもしれない。
あなたにとって最高の正月の過ごし方の一助になれば幸いである。