白ブリーフを穿いて株式会社LIGにお伺いしてきた。
先日以下のようなエントリーを上げ
【ご報告】会社を退職し、独立することにしました。 - 自省log
独立した旨を恥も外聞もなく告知したのだが、その中で「お仕事くださ~い!!」とビジネスの匂いを全開に出していたら、ありがたいことに株式会社LIGさんから記事執筆のお話をいただいた。
LIGさんは「オモシロ」を取り入れた斬新な企画・サイト制作がクールな素敵企業なのだが、先日発表された広報交代の記事が大変恐ろしく
http://liginc.co.jp/news/notice/other-notice/hello-yoshiki/
しかもメールをいただいた直後にこの記事を拝見したものだから、迂闊に出向いたら私も恐ろしい目に合うのではないか。と怯えたことを鮮明に覚えている。
その時ちょうど溜まった洗濯物を片付けようと思っていたものの、何も手に着かず「喜び」と「恐怖」が混在する変顔で7月7日まで過ごすこととなった。
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そして、運命の日。7月7日、正午。
事件は起こる。
今日は独立して初めての打ち合わせなのだ。初めての打ち合わせでドキドキして、ワクワクしてるんだけど履いていくパンツがなくて今すごく困惑してる。
— Ryohei Kono (@tube_ryo) 2014年7月7日
そう。メールをいただいたあの日洗濯を放棄したばかりに、パンツが枯渇していたのだ。
正直いって、震えた。
今すぐ準備をしなければ間に合わないし、かといってちょっと湿った汚物を穿いていくなど言語道断にも程がある。ではどうすればいい、どうすれば良いんだ。
2分後、私は唐突に悟った。唯一の解決策が
「昔買ったブリーフを穿く」
しかないことを。この歳にもなってブリーフなど穿きたくないが、今更背に腹は変えられない。とにかく探せねば。
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この服の山の中にブリーフが確か…。
んん??
あった!ブリーフあった!!
これを穿けば、万事解決!!
こうして私はブリーフを穿き、アポイントへ向かった。
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7月7日午後。東京、上野。
LIGさんのオフィスは上野駅からほど近い。
一歩、また一歩と歩みを進め、震える鼓動とブリーフの中で踊る”私自身”の躍動を感じながら「LIG」と大きく書かれた扉を開くと目の前にはパラダイスがあった。
なんて、オシャレなオフィス。
(※この時撮影者はブリーフ)
なんか漫画も置いてある。
(※この時撮影者はブリーフ)
こんな素敵なオフィス、そうそうない。
受付で対応いただいたのは、LIGブログで身体を張りまくっている朽木さんという方。
Photo by
(※ご対応いただいている時もブリーフ)
この泡沫の極みたる当ブログを以前からご覧いただいていたようで
「もう死んでもいいかな」
と思うくらい嬉しかった。
そして待つこと2~3分。連絡をくれた担当者・渋谷さんというディレクターさんが現れた。
Photo by
オシャレな方である。
(※待ってた時もブリーフ、お会いしたときもブリーフ)
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今回私がいただいたお話はオウンドメディア立ち上げ、運用支援サービス「LIGMO」というサービスについて。
端的に言えば、LIGさんが担当するクライアントの記事執筆的なお仕事だ。すごく楽しみで、興奮してたっくさん汗をかいたけどブリーフは吸水性が高いので助かった。
その後渋谷さんをはじめLIGMOのメンバーさん並びに、朽木さんにご挨拶をさせていただいた。
(※これ以前もブリーフ、これ以後もずっとブリーフ)
オシャレで軽快な服装の方々に囲まれる、ただのブリーフ兼アラサー。なんとも滑稽な絵面ではないか。
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こうして独立後初めての打ち合わせは、無事終了した。もちろん冒頭の広報さんみたいになることもなく、五体満足でいる。
どうして無事に帰って来れたのだろう。私はこう、思うことにした。
これも一重にブリーフのお陰なのだ。
と。もし私があの日何かしら浮ついたパンツを穿いていたら、こうしてブログを書くこともできなかったかもしれない。
でも、いややはりというべきか。何故大事なこのタイミングでブリーフを穿かなければならなかったのか、自分の不運を呪うべきである。
この世には「初心に帰る」という言葉がある。
私が今後どんな人生を歩んだとしてもはじめての打ち合わせで感じたブリーフの感触を、永遠に忘れないために
このブリーフは一生洗わず
これから家宝にしていきたいと思う。
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~Fin~
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