自省log

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もう人生に飽きたから宇宙飛行士になろうと思う。

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Photo by:*christopher*
先日部屋の片付けがてら小学校の卒業アルバム的なものを見ていたら、将来の夢が「宇宙飛行士」と書いてありました。(ちなみに幼稚園のときはルイージ)
あれから20年近くの歳月を経て、今私は宇宙どころかこの身近な社会すら自由に飛び回れていない羽虫に成り下がっています。そして思いました。
人生に飽きたから、宇宙飛行士を目指すべきではないのか。」と。そんな感じなので本日から宇宙飛行士になろうと思います。

JAXAの宇宙飛行士募集ページはコチラ
国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士募集:JAXAの宇宙飛行士 - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA
※2014年4月現在、募集は行っておりません。


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もう人生に飽きたから宇宙飛行士になろうと思う。

宇宙飛行士になる条件とは

色々調べてみると宇宙飛行士になる概略は以下の様です。

  • 特殊な資格は不要だがJAXAによると「日本国籍」は必須
  • 大学で自然科学系の学問を専攻している(宇宙工学・航空工学のが良い?)
  • 自然科学系分野における研究・設計・開発の経験が3年以上
  • 年齢制限はないが、40歳くらい迄が妥当
  • 倍率は500倍

まぁ文系の私では難しいだろうなとは薄々感じていたものの、もうこの時点で心が折れそうなのですがそれだとこの記事がここで終わってしまいますので半泣きで続けます。

ただ私もまだ20代。これから猛烈に勉強し、理系大学に進学。その後順調に卒業して30代前半で卒業→自然科学系の会社に入社すれば30代後半にはもしかしたらあるいは…?

宇宙飛行士の給料

30歳の平均月収30万円
35歳の平均月収35万円

○昇給:年1回
○賞与:年2回(6月、12月)

!!!?

意外と安いんですね!いや普通なら良い給料だと思いますけど、宇宙飛行士とか普通に2000万くらいは行くだろうと思っていたので、現実的な金額にビックリ。
宇宙飛行士を目指す方は「宇宙そのもの」にロマンを感じているからお金は関係ない。という事なのでしょうかね。(金にまみれた自分の汚物感を再認識)

ただやはり子供の頃の夢をそんな安易に捨てるわけにはいきません。更に情報を探ってみます。何かポジティブな情報はないか。

宇宙飛行士としての適正

宇宙飛行士になるための適正として大まかに以下が必要なようです。

・英語が話せる
・宇宙に興味がある
・体力がある
・スポーツをやっている
・海外で生活ができる(10年以上)
・コミュニケーションスキルが高い

一個も当てはまってない!!!!

基本的に外国人と相対すると怯えるタイプなので英語も話せないし、米好きなので海外に住めそうもない。宇宙に興味があるのも「宇宙兄弟」を読んだからだし、スポーツは10年近くやっていないので今や階段すら肩で息するくらい体力も落ちている。コミュ力は高いと思っていたけど、そんなことは全然なかった。

ちなみに身体的特徴は158cm以上190cm以下であること(宇宙服のサイズに依存する為)、体重が50kg以上95kg以下であること、矯正視力が両目1.0あれば良いらしいのでこれはOK。
これに加え心理的な特性、協調性・適応性・情緒安定性も一定の基準をクリアしなければなりません。

宇宙飛行士になるまでの道筋

大学卒業後→同分野で3年以上の勤務→その後宇宙飛行士採用試験を経て、合格するとNASAで訓練開始→いざ宇宙へ

という流れなようです。ちなみに試験は書類試験と英語試験、それを突破すると計3回の選抜試験が待っています。選考期間は書類審査から合格まで約8ヶ月程度。長丁場ですね。前述の通り倍率は500倍以上とのことなので困難な道であることは間違いありません。

結論:生半可なやつはムリ

今回様々な情報を調べる中で思ったことはたった一つ

「生半可なやつはムリ」

だということ。宇宙飛行士は前述の通り、郡を抜いて高額な給与を貰える仕事ではありません(名誉はあるかもしれませんが)
すなわち損得を抜きにして、宇宙に"人生の全てを賭けられる"人間のみがなれる誉れ高き仕事なのだと改めて思い知りました。私のような羽虫が気軽になりたいなどと言えるものではなかった。

しかし人の夢は、人が決めるものではありません。もしあなたが目指すなら、その可能性は無限大なのです。信じて諦めず歩き続ければ、きっと何かが見えてくる。私はそう信じています。
私自身はもうすでに心がボッキボキに折れておりますが、この記事を読んで本気で「宇宙飛行士を目指そう」という奇特な方がいらっしゃいましたら、言って下さい。本気で応援します。なんか応援ソングとか作りますね。