自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

キャベツ言葉に右往左往したあの日。

今日はインフル明けで意外とバタバタしている上に、インフルを移されるのを懸念されたのか、単に嫌われているのか分かんないのですが同僚の距離が心持ち遠くて仕事が捗らないので特に捻りもせず直球で書きたいことを書きます(よく考えてみたら、普段から全然捻ってなかったけどまぁいいや)

突然なのですが、皆さん「ら抜き言葉」という言葉をご存知でしょうか。

「食べられる」→「食べれる」

など「ら」を抜いて喋る若者特有の言葉らしく、もう随分前から若者を中心にこの傾向が氾濫し「国語力低下の黄色信号が点灯している」と国語力絶賛赤信号の僕が最近小耳に挟みました。まぁこれはこれで大きな問題なんですけど、もっと問題なのがこれに類似した「れ足す(レタス)言葉」というもの。

言葉に"れ"を足すのが特徴で、これを知った僕は友人にレタス言葉のあり方と、存在意義、その語感センスについてドヤ顔で語るつもりだったんですけど、どこでどうボタンを掛け違ったのか"キャベツ言葉"と説明してしまったんです。

「確か、野菜の名前だったなぁ~」と、あやふやな感じで説明したのが運の尽き。皆さんも御存知だと思いますが、レタスとキャベツって見た目は似ているけど実はもうぜんッぜん違うものなんですよね。共通点といえば緑黄色野菜だって事くらい。

案の定、友人は"キャベツ言葉"を知らなかったわけです。そりゃそうですよね、私にだって意味全然分かんないですから。それにも関わらず何の罪もない友人をひたすら罵倒してしまった。
「こんな言葉を知らないなんて恥を知れ!」「今まで何の勉強をしてきたんだ!」などと、詰め続けること小一時間。心なしか友人の目にはうっすら涙が浮かんでいました。

後日、それが僕の重大なミスだと知り、その友人の前で地面にめり込むくらい土下座しました。あまりの恥ずかしさに穴があったら入るだけじゃなく、キャベツをテトリスの様に隙間なくビッシリ敷き詰めて生き埋めにでもしてもらいたかったです。

日本語は難しい。改めてこの国の言葉の難しさを痛感しました。上述の「ら抜き言葉」のように新しい風潮が出てきたり、カッコイイ和製英語がありふれていたり。枚挙に暇なんて全く持ってないのです。
しかし今更、日本語の勉強でどこか塾的なものに通うのは恥ずかしい。そもそも

「25年以上日本に住んでます、日本語教えてください」

なんてどんな顔をして聞いていいのか分からないのです。

そんなことをふと思いまして、ただいま大変憂鬱な気持ちになっております。
30の大台がぼんやり見え始めているのに、このままじゃ生き残れやしませんからね。取り敢えず今日のところは晩飯の「キャベツ千切り」(セブン-イレブンの100円のヤツ)をモシャモシャ食べながら現実逃避したいと思います。以上。