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自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

顔の変なところから、毛が飛び出していた

小話ネタ 脱力系

私は社会人になってからずっと営業として日々お客様にゴミでも見る様な目で睨まれながらの生活しているのだが、一番鮮明に覚えているのは個人飲食店への営業だ。

飲食店での商談は、座ってやる事もあるものの、アポイントの時間によっては先方の仕込みなどもあって、作業をしながら商談する場合がある。
その日私は新規のお客様のところへお伺いし、打ち合わせをしていた。立ち位置としては私がカウンター越しに立ってお客様の仕込みを横から眺める形。

今回は特に混み入った話もなく、もう既に発注も決まっているので書類を埋めるだけの比較的ゆるやかな打ち合わせだったものの、緊張感を忘れる訳にはいかない。
まだこの方とは今回が初めての取引なので下手な事は出来ないのである。

しかしそんな時、私は気付いてしまった。
お客様の顔から何やら"毛"が飛び出しているのだ。場所としてこの辺である。

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私を会話をしながらふいに疑問に思った。この毛は一体なんなのだろうと。
しかも長さはかなりのもの。ちょっとした髪の毛くらいの存在感があった。
また長い分、その主張も強く「我ここにアリ!!」と今も黒々と光っている。

人間はあらゆる場所に「毛」というものが存在する。意味はよく分かっていないのだが、どうやら人間を保護する為らしい。
確かにその理論でいくと顔は重要な部分なので毛が集中しているのも頷ける。
だがこれはなんだ。何故こんなところから生えている。

ヒゲにしては上過ぎるし、まつげにしては下過ぎるのだ。
大穴として鼻毛かもしれないと思ったが
「鼻の中に生えていない鼻毛を、果たして鼻毛と呼ぶべきなのか?」みたいな哲学的な話になりそうだったので考えるのをやめた。

そんな事をぐるぐると考えていると大変失礼な話だが、私の口元がドンドン緩んでくる。なんかよく分からないところから生えた毛が、私に笑えと囁くのだ。空調のせいか可愛らしくたなびいている様がいやに可笑しい。

今、笑うことは絶対に出来ない。どんな事でこの方が気分を害するのか分からないからだ。だがその「笑ってはいけない状況」が私を追いつめる。
普段なら大した事ない事の方が、笑ってはいけない状況では面白いのかもしれない。

私は笑いの土俵際で、ギリギリの粘りを見せながら何とか商談を続けていたのだが
お客様がものを取ろうとして振り返ったとき、それが爆発した。
こんな感じだったのだ。

f:id:juverk:20131210174944j:plain

え?そっちも???

そう思った瞬間、「ぱひょ」みたいな変な音が出て、ここからの崩壊は早かった。さながらダムが決壊する様に笑ってしまった。

その後落ち着いた私は、お客様に全ての事情を洗いざらい話す事にする。

  • よく分からないところから毛が生えている事
  • その毛をなんと呼ぶか考えていた事
  • 空調でたなびく毛が何故かツボに入ってしまった事
  • 逆側も生えていて、耐え切れなかった事

大変な非礼をお詫び申し上げるとお客様は特に怒った様子もなく
穏やかな口調で、答えてくれた。

お客様「ごめんごめん。なんか急に生えるんだよねコレ、いつも同じところから。」

なにそれコワイ!!

毛のない生活

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