自省log

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こんなコピーがあったら要注意ですぞ。という求人広告

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私は学生時代から複数の業界で営業を経験しています。その中で最もしんどかったのが求人広告の営業。サービス業がメインの媒体だったので土日も構わず仕事をし、遊びに行っても業務携帯とノートPCを常に持っていったりして彼女にフラれたりもしました。
日々精神的に磨り減りながら、自社・他社含め求人広告と睨めっこする毎日を過ごしていてすごく大変だった事を覚えています。

今回はその時の経験を元に、こんなコピーがあったら要注意ですぞ。と言う求人広告を紹介します。


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前提

・本記事は私が求人業界で経験した内容を元に書いていますので、必ずしも全求人広告で適応されるものではありません。参考程度に見て下さい。

・また媒体別にこういったネタは違っており、今回はアルバイト・パート求人に対するものです。(大手の新卒サイトなどとはそもそもテクニックが全然違います)

こんなコピーがあったら要注意ですぞ。と言う求人広告

アットホームな職場です

これは結構よく見るコピーなのですが、大体これを使う時は「書くことがない」場合が殆どです。「募集を集めるだけの明確なメリットがない」or「作成者がメリットをヒアリングし切れていない」のでこの様な表現を使って空欄を埋めます。あやふやな情報しかないので、迷った挙句スタッフでレジャーに行った写真を載せる訳です。勿論、本当にアットホームな企業もあると思いますが絶対数はかなり少ないので面接に行く際は注意しましょう。

女性が多い職場です

この手のコピーは女性への待遇を厚くした求人である場合だけでなく、実は男性スタッフを取りたい時にも使います。性別に対する表現にルールがあるのでこの様に書いて男性求職者に応募してもらおうと言う魂胆。
特に若い男性が欲しい場合は多用します。実際はNGですが、中には女性スタッフが全然いない事もあるのでご注意下さい。そういう狙いの場合もあるので、女性が応募すると落ちるケースもあったりします。欲しいのは男性ですからね。※言及が足りなかったので、下部に補足あり。

未経験者歓迎

このコピーは応募数を増やしたい時、あるいは緊急性の高い募集時に使います。アルバイト・パートの場合、求職者は「自分が出来るかどうか」を考えたりするので、そのボトルネックを解消する狙いです。
離職率が高めな飲食店やカラオケ店などは大半そうでしょう。(業務自体が簡単な場合もあるけど)
ある程度の母数を稼いで、すぐ辞めてもいいやと採用しているところも少なくありません。
教育コストを考えると、一部例外*1を除いて経験者であった方が良いので、未経験者を採る時には何かしらの背景がある事を想像してみて下さい(離職率高いのかな?とか)

オープニングスタッフ

アルバイト向け求人の鉄板用語。この単語が入るだけで応募数が格段に違います。ここで問題なのは一部改装したから、とか店名を変えたからなどの理由で応募数を稼ぐため「オープニング」にしている場合。オープニングに集まる求職者(若年層が特に多いです)は「先輩・後輩の垣根がなく人間関係を構築し易い」「楽しそう」みたいな理由が多いので、そういう目的で応募する方は本当にこれはオープニングなのか?と言う事を注意してみて下さい。

即戦力になれる、成長できる

ネットでもよくネタにされていますが、こう言う表現をしている場合しんどい職場が多いです。いわゆる「ブラック企業」が好んでつけます。「成長できる」は長時間労働を、「即戦力になれる」は離職率の高さをポジティブな表現に変えているだけなので注意が必要。上記の「アットホームな会社です」と複合されている事もあり、その場合は合わせ技一本。避けるのが無難だと思われます。

頑張り次第で◯◯万円以上稼げる

大抵、こんなに稼げません。業務委託系営業や裁量労働制の求人に多いです。モデルケースであればまだ良いのですが、「最高記録」だったなんて事も往々してあるので注意です。頑張れば到達出来るどころか、様々な幸運が絡み合って、起こった奇跡でした。みたいなパターンもあるのです。この手の求人に応募しようとする場合は歩合1件当たりの単価を事細かに聞いて、壁などに貼ってある成績表をチラ見するとざっくりした目安になるかもしれません(特にバリバリ営業系の会社は壁に成績表を貼ったりするのが好きです)

誰か助けて下さい!!

求職者の感情に訴える手法ですがこう言うのを書く所は、極稀に本当に経営者も担当営業も泣きながら書いている事があります。私は涙目になりながら書いているのを見られ、彼女に「キモッ」て言われながらフラレたので、多分本当に泣いていました。求職者からも次の彼女からも応募がありませんでした。誰か助けて下さい!!

まとめ 求人広告は目安でしかなく、必要なのはちゃんと企業を見ること。

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何度も書いておりますがこれらは私の経験を元に書いたものなので、ちゃんとした企業だけど、たまたま同じような表現になってしまう事も勿論あります。しかし、こういったコピーを載せている企業が多い事も事実なのでこれからバイトの面接受けようと言う方は是非、参考にしてみて下さい。
個人的に思うところは、正社員バイト問わず求人広告は飽くまで目安でしかないと言う事。
採る方は嘘こそつかないにしても、マイナスになる事を敢えて見せたがらないからです。自分の希望する条件と合致する求人を見つけたら、実際の面接にて肌で感じるのが一番。
もう企業側を面接しちゃうぜ!くらいの勢いでガンガン聞いちゃいましょう。あなたの目で自分にとって本当に良い職場なのかを見極める事が重要なのです。頑張ってくださいね。

そんな感じでフワフワ書きましたが、この記事が就職活動をされている方の一助になれば幸いです。

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追記

「女性が多い職場です」の内容に関する補足

私の言及が足りなかったので、追記・修正。複数いただいたコメントの通りこのコピーを活用する場合、そのまま直球で女性向け求人なパターンもあります。(待遇を見れば、本当に女性向け求人かどうか判断する事が出来ます)しかし女性が多い事を「メリット」として男性向けに訴求する事もあり、酷いケースだと入社したらそんな事ありませんでした。と言う事もあるのです。アルバイトの場合、職場環境はかなり重要な選定要素だと思うの記述しました。言及足らず、申し訳ございません。

どんな広告ならいいの?

ブコメ、Twitterでコメントがありましたので追記
個人的な意見ではありますが、やはり仕事内容を誠実に記載している企業の方が好感を持てます。そういった企業は面接などでもしっかりお話が聞けると思うので、十分に会社の内情を聞いてみて下さい。

求人広告への対応について

求人広告も飽くまで「広告」でしかない為、全て洗いざらい書け!といっても土台無理な話です。そこで重要なのは(本文にも記載していますが)求職者側の我々が考え、判断する事。実際に面接に言ってみて自分に合うか、合わないかを「自分自身で」見極めるのが最良だと思っています。これらのコピーを使っている企業でも優良で、ちゃんと社員を見てくれる会社はたくさんあります。求人広告の情報を全部鵜呑みにせず、自分の目で見て欲しいな。と思っています。


怪しい広告潜入記

怪しい広告潜入記

*1:他社の癖がついている事を嫌う経営者もいます。