自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

サーフィンで後頭部を強打して、逆に健康になった。

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2週間程前の週末の事である。朝突然、友人から「サーフィンに行こう」と言う電話があった。
もうなんか、すごい。起き抜けであるとか面倒とか言う以前に、こんな時期に海に出かけるという発想がすごい。すごい意味分かんない。
何故なら、もう10月なのだ。今年ももうあと10週間あまり。そんな時期に水に入る気持ちを私は一切理解出来なかった。

それに生まれてこの方、サーフィンを経験した事がない。カナヅチだからだ。
これはもう完膚なきまでにお断りせねばならないだろう。もう二度と私に「サーフィン行こう」などと言わせない為に、完全論破で叩き伏せる。

「絶対に嫌だ、今度こんな電話してみろ!ただじゃ…」

「サーフィン出来るようになれば、モテるぞ!サーファーで可愛い子もいるし」

私はサーフィンを快諾した。

いざ海についてみるとそこは燦々たる有り様。女の子サーファーどころか、人っ子一人いない。
しかしここまで来たら、腹をくくるしかないので
半ば休みかけのサーフボード屋さんでレンタルボード(大きいやつ)と「一番暖かいのはどれですか?」と激詰めして借りたボディースーツを身にまとい、いざ大海原へ。

結論から言えば、 初めて乗る波は考えられない程に爽快で心地良かった。
社会という荒波に溺れ続けていた私なので内心ドキドキは禁じ得なかったが
波打ち際の浅いところとは言え、とても楽しい。そんなハッピータイムを過ごしている最中

悲劇は突然やってくる。 共に波乗りをしていた友人が何を間違えたか、波に乗らず私に乗ってきたのだ。

「危ない!!」

そんな声と共にどこか懐かしい痛みが後頭部を覆う。 どうやらボードが私の後頭部に直撃したらしい。
その時は軽い脳震盪で済んだが、ふと嫌な事を思い出し背筋が凍りついた。

「後頭部強打は何日か経ってからが危ない」

その瞬間は何事もなかったとしても、数日後に突然危険な状態に陥ると言う。 それを帰宅後に思い出した私は即座に調べてみる。

どうやら

・激しい頭痛
・めまい/目が霞む
・鼻血/耳血
・吐き気

などの症状があった場合、危険な可能性があるらしい。

兆候をまとめてみる。

激しい頭痛

後頭部に固い異物がぶつかったのだから当然頭は痛い。 頭を擦ってみるとちょうどてっぺん当たりに、強い痛みを感じた。あとなんか魔人ブウの出来損ないみたいな突起物も出ているし
これはもう激しい頭痛と行っても過言ではないだろう。

めまい/目が霞む

思い返してみると最近パソコンの触り過ぎなのか、結構な頻度で目が霞みディスプレイが見難くなる事が多かった。風呂でガッツリ浸かった後に目眩がすることも日常茶飯事だ。 これも該当していると言える。

鼻血&耳血

私は粘膜が弱いのか、鼻が四六時中グスグスいっている。鼻をかみまくるので統計的に見ると大体3日に1回くらいは鼻血を出している計算になる。 そういえば昔耳血を出して、親戚一同をドン引きさせた事もあった。 これも該当だ。

吐き気

指を突っ込めばいつでも吐く準備は出来ている。

全ての項目が当てはまった。まさか私の体はもはや危険な状態なのだろうか。
心なしか後頭部の突起物が疼いた気もする。これはまずい。

こうして、2週間が過ぎた。

2週間程経ってみて気づいたが私の体に別段の異常はない。
むしろこれが最期かもしれないと、生活や仕事に全身全霊で打ち込んだから逆に健康になったくらいだ。もうすごい健康。
体型だって心持ちスリムになったし、肌の色も良いと言えば良い方。後頭部の突起物も今では愛着が湧き、敬愛の念を持って「コブ」と呼んでいるくらいである。

人にとって何が健康につながるか分からない。私も時折ライフハック記事を書いているが、皆さんにとって「本当の健康とは、本当のライフハックとは何なのか」を今一度見つめ直して欲しい。
そして、有意義な週末を過ごせる事を切に願っている。