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自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

厨二病をこじらせ過ぎて、「雪ソムリエ」になった話

考察ネタ 脱力系

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バンブルビー通信さんより素敵なお題を振っていただいた。
「厨二病」に関するエピソードだ。

厨二がいっぱい ジブリな友人とジブリ通を気取った高校時代 - バンブルビー通信
リンクのエピソードをギュッと要約すると
カップルや家族が多いジブリ映画を、友人二人で「ジブリ通」を装いながら見にいっていたらしい。
なんとも素敵で、こそばゆいエピソードだ。

せっかく振っていただいたので私もエントリーとしてしたためたが
「厨二病」は様々な曲解も含めて、何がなんだか分からなくなっているので
ここでは

思春期に他者から一目置かれたいが為にやってしまった痛いエピソード

として記述した。

このエピソードは小学生の頃なので、厳密に「厨二」に値するかは微妙なのだが
小学3年くらいから思春が爆発しているマセガキだったので適合すると考える。
私は小学生の頃、雪ばっか食って「雪ソムリエ」を名乗っていた。

雪ソムリエへの道程

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子供は風の子、雪が好き。私も子供の頃はとにかく雪が大好きで冬になると、何かにつけてハイテンションで過ごしていた事を覚えている。
当時は今ほどネットもゲームも浸透してなかったので、毎日の様に外で遊んでいたのだが
冬場は特に顕著だった。雪だるま作りや雪合戦など、様々な遊びを行っていたのは良い思い出である。しかし小学4年生頃になると、一通りの遊びをやり尽くした感があってマンネリ化が著しい。
そんなある時、ヒマだったので雪を食べてみた。雪の成分など微塵も分からない故の行動だ。

これがウケた。私は元来調子ノリな人間なので、一度ウケた事を良いことに
どんどん行動がエスカレートしていく。

雪を食いつづける→男友達にウケる→女の子に注目される→モテモテ!!!

私は一生涯、雪を食べ続ける決意を固めた。

そこからの毎日はとにかく考え、行動あるのみだった。

  • どこの雪がキレイで美味いのか、仮説立てを行う
  • 実際に食べに行く
  • 友人らに食べさせ、評価をもらい再検討
  • 更に良い場所を探し、また食べてみる

気づかない間にPDCAサイクルをぶん回し、どんどん精度が高まっていく。
より良い味わいを提供する為に、かき氷用のシロップ・各種調味料を使った味の新提案も欠かさない。
人の感覚とは恐ろしいもので、何の根拠がなくても自信たっぷりに紹介されると
「なんかそうかもしれない…」→「うまい気がする」→「これは美味い!」と徐々に変質していくのだ。
実際、今考えると美味いかどうかは正直微妙だ。だが相手は同じ小学生
私が「雪ソムリエ」と目されるのに、時間はそうかからなかった。
アイツに聞けば美味しい雪がある場所、美味しい雪の食べ方を教えてもらえる。
私は確固たる地位を築き上げたのだ。

流行っちゃった

雪ソムリエ活動を、実に2シーズン(小4~小5の冬)もの間やり続けた結果
小6の冬に差し掛かると、なんか流行っていた。
ただ子供ながらに雪を食べるのは「あんまり良くない事」という暗黙の了解があったので親にはバレない様に調味料などをコソコソと家からくすねたり、小遣いを貯めて各々雪食いを楽しんでいた。

あるスポットでは20人以上の小学生が集まり、皆で雪を食べるみたいな
恐ろしい光景だが、当たり前の様に繰り広げられる。
私はそこで雪の味の妙について、したり顔で講釈を垂れる訳だ。
今思い出すと穴があったら入りたいと言うか、そのまま生き埋めにしてもらいたいくらい恥ずかしい。

雪ソムリエの終焉

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しかし、流行りは永遠に続かないもの。この雪食いブームも例外なくあっという間に廃れる事になる。
小学6年生になった私はすでに地域のあらゆる雪スポットを食べ尽くしていた事もあって
川べりや山を散策しながら「新境地開拓」に勤しんでいた。
そんな危険な雪食いを繰り返していたからか、腹をぶっこわして入院。全員がドン引きし、
あっけない幕切れで「雪食い」ブームは終焉を迎えた。
同時に「雪ソムリエ(笑)」みたいなイジリが発生したが、時間と共に忘れ去られ今に至る。
ただ一つ知らなかったとは言え、他に体調を崩した人はいなかったので本当に良かった。

わかった事

今回この経験を振り返って見て、以下の事を改めて認識した。

・PDCAサイクルを回し、何かを実行する事はやはり重要
・人の認識や感覚は全然に当てにならない
・私がこの経験を将来に全く生かせていない
・あと、雪は食っちゃダメ

これから冬がやってくる。
皆さんも雪を食べる時は、気をつけて欲しいものである。

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