明日使える「竹」のキモい雑学
竹ってありますよね、あの山とかに生えてる緑色のやつです。
昔、「竹の反動を利用してすごいスピードで攻撃する」みたいなカッコイイ演出を真似して、最終的に鎖骨を折って以来竹と聞くと鎖骨に疼きを感じる僕ですが
この前、積年の恨み!!って竹について色々調べてみてたら予想を遥かに超えるキモさだったのですっごい鎖骨が疼きました。
せっかくなので本日ご紹介する「竹ネタ」を明日の飲み会や合コン、朝礼の挨拶などで披露していただき皆で鎖骨の疼きを感じて下さい。
竹は植物でなく、「竹」
「世界の竹博士」こと故・上田弘一郎さんはこう語ったそうです。
「竹は木のようで木でなく、草のようで草でなく、竹は竹だ!!」ちょっとなんか怒ってる感じなんですけど、つまり竹はそこらにある植物なのではなく「竹」と言う一つの生物だと言う説。確かに竹って神秘なところが多々あるんですが、ちょっと変わってるんです。ごめんなさい何というかすっごくキモい。と言うか、もうキモサベです。
竹のキモサベ成長力
竹は驚異的な成長速度がもうなんかキモサベ。日によって伸長率に違いはあるらしいのですが伸び盛りの時はなんと!マダケが121cm、モウチクソウが119cm成長すると言われています。伸びすぎ。
なんか推理ミステリーとかで「竹の成長速度を使ったトリック」とかで使えちゃうくらいの成長っぷりですね。1mってあなた、昨日見た5歳児が次の日ジャイアント馬場みたいになってるって事ですからね。これはもうキモサベです。
竹のキモサベ成長動画
すごい速度で成長してます。恐るべし。
竹のキモサベ連帯責任
竹は1本が病原菌などで1本枯れるとその周辺にある竹が全て枯れます。何という連帯具合でしょう。「おい!アイツ死んだから、俺らも死ぬぞ!それ!」と言う勢いですね。昔部活でも理不尽な連帯責任を負わされました。一人が失敗したら、皆腕立てもう10セットみたいな。僕らは腕立て伏せですけど、竹は死ですからね。責任の度合いが凄まじいです。これはキモサベ。
※連帯責任で枯れる竹、しかしこれには重大な理由があった。
竹のキモサべ親方「地下茎」
何故、竹は1本が枯れると全て枯れてしまうのでしょうか。
それは目に見えない本体がいるから。コイツが全ての根源的な存在です。
名を「地下茎」
中身を見たことはないので想像ですが、大体こんなのが地下にいるんでしょう。
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この地下茎が傷付き、倒れると竹は全滅します。だから1本が病原菌にやられる→本体が死ぬ→全滅となるのです。
僕らがよく目にする竹は地下茎が地中から光を吸収する為の言わば管みたいなもの。いち早く本体に光を届ける為に我先に成長するのも頷けます。すっごいキモサベですね。
竹のキモサベない話 120年に一度咲く「竹の花」
ここまで竹のキモサベ 話ばかりしてきましたが、竹には素敵な伝説があります。
竹本体の寿命は一般的に60~120年と言われていますが、天寿を全うした竹は最期に大きな花を咲かせ死にます。
まるで自分の生涯を誇示する様に、盛大に。俺は生き抜いてやったぞ!と叫ぶ様に。
そして開花と共に、周辺の竹林全てがごっそり枯れてしまうのです。
この開花によってオシベとメシベが交配し新たな地下茎が誕生します。親方は永遠に消えないです。やっぱキモサベですね。
竹はキモサベ
竹は不思議な点が多く、未だ一体なんなのか結論が出ていないそうです。謎に満ちた生物と言われると中々神秘ですね。
竹に鎖骨を折られてから、幾年月。僕は竹を見る度に鎖骨が疼きながら成長してきました。辛い時も、病める時も、嬉しい時も一緒です。
僕が今こうして生きれていられるのも親兄弟、友人、そして竹のお陰。もはや親友と言っても過言ではないでしょう。
神秘的で、ちょっぴり気持ち悪い僕のキモサベ「竹」
これからもよろしくな、なんて言いながら賞味期限切れの「たけのこおにぎり」を頬張ると翌日、尋常じゃない吐き気を催した。やっぱり鎖骨の疼きが止まらない。