自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

あるコンビニで起こった炎上事件

先日の綺麗な月の晩の事である。

夕食をコンビニで済ます事を余儀なくされた私は、駅近のセブンイレブンに入店した。

様々な技巧を凝らした弁当の中から「とろけるチーズのミートドリア」をチョイス。また、暑さも手伝い突発的にアイスが食べたくなったので、迷った末『ガリガリ君』も購入する事に決めた。私にとって、それは食後のひそかな楽しみとなった。

食料を物色し終え、意気揚々とレジへ向かう。担当はほぼ白に近い、金髪の女学生だった。また接客業にも関わらず、毒キノコ生えてるの?と思ってしまうくらいドギツイネイルをしていたのが印象的だった。

彼女には失礼だが、最近のアルバイターらの炎上事件を思うと、気が気じゃない部分もある。しかし、「チェンジ!!」と言えない私は、時の流れに見を任せ、会計に進んだ。

途中、北斗神拳に出てくる雑魚キャラの様な髪型をした若者が入店し、何事か絶叫していたが「色々と世紀末だな」と何のひねりもない、感想を述べる事で乗り切る事が出来た。

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その後は特筆すべき事柄はなく早々に会計を終え、温めてもらったドリアが入っている弁当用の茶色い袋を受け取って、足どりも軽やかに帰路に着いた。

炎上事件云々は杞憂だった、疑ってしまい彼女に申し訳なかったな。そんな事を考えながら、家に着く直前。ある異変に気付き足を止める。なぜか茶色い袋しか持ってない。

確かに私はドリアを温めて貰った。しかしアイスを同時に購入しているのだ。
にも関わらず茶色い袋しかないのはあまりに滑稽な状況である。

忘れて来たかと、店に戻ろうとしたその時。ふと袋の中を見て、まるで北斗神拳の雑魚キャラの様に、絶叫をあげた。

そこには変わり果てたガリガリ君が悲しい笑顔で佇んでいるのだ。

その顔を見て、腰が抜けそうになる。このままじゃガリガリ君の棒も抜けそうだ。

アイスを熱い物の上に乗せるとは…
それも触ってつい「熱っ」と漏らしてしまう程の代物に。である。

そんな人としてのモラルを逸脱した行為に私は怒りを通り越して笑った。笑ってしまった。何てことない、炎上は店内ではなくこの袋の中で起こっていたのだ。

端から見る自分の顔は、きっと悲しみに満ち溢れていた事だろう。あの変わり果てたガリガリ君と同じ様に―――

人生とは兎角、厳しいものである。

空を見上げると今なお月が喜々として輝いていた。

なんかガリガリ君の後頭部っぽいなと思った。

 

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おかしなカキ氷 ガリガリ君 ソーダ色

おかしなカキ氷 ガリガリ君 ソーダ色

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